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わんコミの中古相場(2023)
ぬりえ本に付いた価格は…
SNSで、わんぱっくコミックスが電子図書化されると話題になったのは、2021年8月の事。その流れで、みなづき由宇先生が描かれた『レイラ』は、2021年10月18日に発売されました。ところが2022年8月23日頃から突如購入できなくなり、その状態は約1年経った今も続いています。元々販売期間が定められていたのかもしれません。電子図書化された当時は、これを機に紙の本を手放す人が増えて、古本市場に出回り易くなったり中古価格が下がったりするのだろうかと思っていたのですが、結局そうはなりませんでした。
電子書籍販売再開しないかな〜…などと思いながら何気なくヤフオクで検索してみたところ、このような状態の紙の本が出品され、落札されていました。
古本でたまに見かける、ぬりえ本です。何となく女の子が塗ったのかな?と感じたのですが、マニトカとバットイヤーを選んで塗ってるのがいいですね。開始価格が990円と低いものの、ぬりえ本だし2,000円〜3,000円くらいかなと予想していたら、まさかの6,000円超えでした。
ヤフオクの落札相場
ヤフオクURL:https://auctions.yahoo.co.jp/
過去180日間にヤフオクで落札された、わんコミ『レイラ』の落札価格を調べてみました。
ぬりえ本じゃないと、1万円超えてしまうのですね。少し前までは、6,000円〜7,000円くらいだった気がします。
まんだらけでの取り扱い
まんだらけURL:https://www.mandarake.co.jp/
ヤフオク以外で販売されることのある、まんだらけと駿河屋の販売価格と買取価格を調べてみました。
【まんだらけ 販売価格】
現在は品切れのようですが、過去に商品状態Bのものを7,700円(税込み)で通販しています。まんだらけの実店舗(中野・秋葉原)に頻繁に通っていた昔、1万円を超える価格で売られているのは見た記憶がないのですが、今もそうなのかは分かりません。
【まんだらけ 買取価格】
買取価格は3,500円でした。安くも高くもないという印象です。これだと販売価格は今でも1万円超えない感じでしょうか?
駿河屋での取り扱い
駿河屋URL:https://www.suruga-ya.jp/
【駿河屋 販売価格】
ランクBのものが現在15,000円で販売されていました。大体ヤフオクの落札価格と同じです。駿河屋は価格変動が激しく、一気に高騰することが珍しくない印象なので、今後も上がる可能性を感じます。
【駿河屋 買取価格】
買取価格は11,000円と高めでした。これだとランクAのものの販売価格は、2万円近くになるんじゃないでしょうか。
まとめ
今回調べてみて、わんぱっくコミックスの『レイラ』は、電子書籍化以前より中古相場が上がっている傾向にあることが個人的に分かりました。数年前のヤフオクの落札価格を示すことができず、昔の状況を知らない人には「そうなの?」という感じで申し訳ないですが、ともかく相場が4桁から5桁に変わり、気軽に薦められる額ではなくなっています。蒐集目的ではなく読むのが目的の人のうち、電子書籍で買えた人はラッキーでしたね。販売を止めるなら、最初から期間限定販売とうたっていれば、もっと売れたと思います。かくいう私も「そのうち買おう」と思って、電子書籍版わんコミの幾つかを買い逃した者ですから。
2023年7月15日