O君の場合
2006/08/14：検証
さて攻略書を作ったはいいものの、これが実際どの程度役に立つのか？それを検証するべく、友人のO君にプレイしてもらいました。
ちなみにO君のゲームの腕は平均ちょい下くらいで、その彼がクリア出来たとなれば、それは即ち攻略書としては合格の出来であるという証明になるわけです。ドキドキ。
※参考にした攻略書は、『アステリアのレイラ』の前身ブログ『わたくしという現象』内で公開していた攻略記事です。
ASTEROID1
初めはノーヒントで進めて行き、分からなくなったら攻略書を参考にするという方法を取ってもらいました。
レイラ初挑戦のO君。洞窟面序盤でいきなり竜巻召喚、3連続死亡。
しかし徐々に操作に慣れ始め、何とかボスまで到着。「これかな？」とビームサーベルを使うも効果なし。
「アイツ(バモー)野蛮そうだからコレか」と、オノにチェンジ。
勘の冴えてるO君。一度はやられるものの、二度目で見事ボスを撃破。ここでは攻略書の出番はなかった。
ASTEROID2
「何なんスかね、アレ」
攻撃不可の大量ジェスロに戸惑うO君。
だんだん調子が出てきたのか、プレイにも気合が入る。「そりゃー」という掛け声と共に大ジャンプ、そのまま穴に落下。
洞窟面を突破し、基地面のアイテム部屋へと到着。「何だコレ、どうゆう事ッスかね」未だアイテムの意味を理解出来ない様子。
その後何とか先に進め、ボスの部屋へ。「今度こそコレだろ」とビームサーベルを使うも、やはり効果なし。敵の突進を受けライフ減少、赤ランプ点灯。「ウルトラマンみたい」呑気なO君、あの世へ。
二度目の挑戦はオノを使用し、ボス撃破。ここでも攻略書の出番はなかった。
ASTEROID3
未だピストルのみで進めるO君。このままだと即死亡は目に見えているので、「武器変えないの？」と注意を促す。
ここでO君、攻略書の基礎知識のページを読み、武器を火炎放射器にチェンジ。これにより一気に進行速度が増し、洞窟面を無事突破。
しかし、基地面で弾を連射してくる難敵・ロギンにボコボコにされ、ふりだしに戻される。すると今度は、出たり消えたりする敵・エンビにまでてこずり出す。
O「何て名前ですかコイツ」
私「エンビ」
O「あの人形とかの」
私「違う、それ塩ビ」
ロギンに何度かボコされた後、ようやくボスに到着。これまでの経験から、ボスにはオノが有効と判断。しかしダメージが与えられない。攻略書を参考にマシンガンに代え、3度目でクリア。
ASTEROID4
洞窟面を突破し、基地面へ。攻略書の進行ルートを頼りに進めていく。
しかし、基地面なのに火炎放射器を使ったり、足場を壊してみたり、「↓を押して停止」のテクを使わず滑って穴に落ちたりと、ここで凡ミスを繰り返す。
更には、エレベーターで上昇or下降中に攻撃を受け、次の階に辿り着いた瞬間、昇天するという珍プレイを連続で起こしてしまう。
面白いようにワナにひっかかるO君のプレイを前に、助言せずにはいられず、ミスしやすい地点に差し掛かる毎にあれこれと注意。
「何か教習所みたいだなぁ。今曲がれたよソコ！みたいな」
自ら体当たりをしてあの世行きというミスをしながらも、何とか3度目でボスを攻略。次のステージへ。
ASTEROID5
ここはゲームの腕が平均以上の人でも詰まる所なので、プレイ前から攻略書を参考にさせる。
「なになに？『強敵・ミーチン。ぴょんぴょん跳ねるので攻撃が当て難い上、強力な弾を吐いてくる。ある程度距離を取って、速攻で倒そう。』・・・なるほど、速攻か」
プレイ開始。O君ダッシュ、現れたミーチンに速攻で倒される。これには爆笑。わざとじゃないところが凄い。
その後もO君は期待を裏切らなかった。「あそこでやられるな」と予想すると、見事その地点で死んでしまうのだ。
キーポイントの4F。敵が上部で待ち構えているにも関わらず突入、即死亡。
しかしここはO君に限らずともミスし易い所。2度目はバリヤを張り、無事突破。
ライフが少ないので、伸縮する敵・ウスミールを倒し、回復アイテムを出す作戦に。しかし、ことごとく取り逃すO君。何かに憑かれているんじゃないかと思わせるほどのミスっぷりだった。
イリスを救出後、一瞬ルートを間違いそうになりヒヤっとするも、無事、ボス・タラタブの元へと辿り着く。
しかしO君はここでも見せてくれた。オノを前ジャンプで投げるものだから、自ら敵へと突進する形に。ライフ減少。やっと倒したと思ったら、それは偽者。
更に、敵の攻撃を真下でしゃがんでかわそうとし、結局避けられず激突。あの世に。
再チャレンジでは、攻略法を見出したのか、ダメージを受けつつも見事ボスを撃破。
ASTEROID6
「頭痛いッス。疲れました」
ここでO君、疲労を訴えギブアップ。
ステージ7〜8での敵の猛攻にO君がどう対処するのか興味があっただけに、これは残念だった。
検証結果
レイラの難しさは、やはり一にも二にも「基地面でのルート確保」にあると思います。
なので、正確で解りやすいルートの記載が攻略書に求められる第一条件となりますが、ゲームベタなO君が間違えず、サクサク進めていたところを見る限り、この点は問題なかったと言えるかもしれません。
アクションに関するヒントについては、容量があんまり膨大になっても困るので、意図的に必要最小限に止めて書きました。なので多少心配だったのですが、難しい後半ステージ未プレイなので明言出来ないものの、O君でも(失礼)アステロイド5を初プレイでクリア出来たことを考慮すれば、ソコソコ役に立ったのでは、と思いたいところです。
口答での手助けも若干ありましたが(「そこ気をつけなよ」「その武器でいいの？」程度の)。ロックマン等を普通にクリア出来る人にとっては、アクションに関して詰まることはないハズです。
最後に、ゲームをプレイしてくれたO君に感謝します。
協力ありがとう。ゲームセンターCX観てるみたいで楽しかったよ(笑)
機会があれば、今度は後半ステージの検証にも付き合ってください。
よろしく。